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早朝の森林歩道を歩く―阿里山森林遊楽区

2006.6執筆記事

阿里山は大自然の息吹を全身で体感できる桃源郷です。その美しさは古くから多くの人々を魅了してきました。もちろん、現在も台湾屈指の絶景を誇る景勝地で、年間を通じて行楽客が訪れています。太古の昔からヒノキの原生林が広がっていたというこの土地は、すでに多くの樹木が切り出されてしまいましたが、戦前に始められた植林の効果もあって豊かな樹海は健在。まさに台湾が誇るマウンテンリゾートとなっています。現在、阿里山地区全体が林務局の管理下に置かれ、遊歩道や案内板が整備されています。嘉義を出た阿里山鉄道の列車は夕方に到着しますので、まずは黄昏を迎える山々を眺め、翌朝は祝山でご来光見学。そして、朝の新鮮な空気をたっぷりと楽しみましょう。海抜2000メートルを超える山の空気は適度な湿度を保っていて、しっとりとしています。散歩をするだけで体力が回復してきそうです。


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