「足湯」を体験・北投温泉
「台湾の街角から」 2003年11月掲載記事
北投温泉は台北市の北郊にある温泉郷です。台湾では最も広く知られている温泉で、かつては「台湾の箱根」との異名をとっていたといいます。もともとは硫黄の採掘場として知られ、後に日本人の手によって浴場が整備されたというこの温泉は、MRT(新交通システム)を利用すれば、市内から1時間足らずでアクセスできます。新北投駅を降りると、すぐ目の前に緑豊かな北投公園があるので、この中を進んで行きましょう。その最も奥まった場所にあるのが、地熱谷と呼ばれる泉源地です。ここから湧き出た温泉は川となって流れ出ていますので、足だけ浸かる、いわゆる「足湯」が楽しめます。北投温泉は観光整備も進んでおり、多くの宿泊施設で入浴だけの利用ができるので、手頃な温泉浴が楽しめます。
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