八里左岸から眺める淡水の夜景
「台湾の街角から」 2008年9月掲載
淡水は台湾を代表する観光地の一つです。その人気は高く、週末に限らず、いつ訪れても多くの行楽客で賑わっています。とりわけこの時期は夕陽が美しく、河岸には夕涼みを兼ねて訪れる人々で賑わいます。しかし、夕陽を楽しんだ後にも楽しみはあります。淡水の対岸に位置する八里まで渡し船に揺られて淡水河を渡ってみましょう。所要時間はわずか10分足らず。ここからは川面に浮かんだ淡水の夜景が眺められます。河岸にはカフェや喫茶店などが並んでおり、ゆっくりと休むこともできます。行楽地としての八里はこれまであまり知られてきませんでしたが、最近は遊歩道やサイクリングコースなどが整備され、知る人ぞ知る探索スポットになりつつあります。淡水と組み合わせて散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。混雑が避けられない淡水よりもこちらを愛する旅人は確実に増えているようです。
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