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木材の街を散策する―車[土呈]駅

「台湾の街角から」 2009年4月掲載

ここは昔懐かしい雰囲気に包まれたローカル線の終着駅。集集線は彰化県の二水からここまでを結んでいます。その歴史は日本統治時代に遡り、発電所の建設資材を運ぶために敷設されました。ここはその終着駅だった場所です。戦後は木材の製材基地として賑わい、今も随所に工場や製材所の遺跡が残っています。また、職員が暮らしていた宿舎群もその姿を留めており、独特な雰囲気が漂っています。かつての繁栄は見る影もありませんが、散策歩道が設けられており、集落内のそぞろ歩きが楽しめます。山から吹いてくるそよ風を全身に浴びながら、のんびりと歩いてみてはいかがでしょう。駅にはレンタサイクルのショップがあり、サイクリングロードも整備されています。集集線はほぼ二時間おきの運行となっていますので、列車に合わせて散策を楽しんでください。


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