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市民が憩うオアシス―台中公園

「台湾の街角から」 2004年4月掲載記事

ここは台中市民が憩う格好のスポット。人口一〇〇万を数える台中市の中心部にあります。市街地の中に位置していますが、その敷地は広大で、園内には緑が溢れるように繁茂しています。ここは日本統治時代に都市計画によって整備された公園で、すでに一〇〇年の歴史を誇っています。もともとは湿地だった場所を整備しているので、写真にある池も自然沼を生かしたものだそうです。水面に映える池亭は、絵はがきでは定番となっている台中のシンボル。美しい水面にさりげなくアクセントをつけています。手漕ぎのボートなどもありますので、スケジュールにゆとりをもってのんびりと情緒を楽しんでみたいところです。日没後にはライトアップも施されますので、夕暮れから訪れても楽しいでしょう。台中駅からは徒歩一〇分ほどの距離です。


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