二年に一度のパスタアイを体験
2004.11執筆記事
サイシャット族は台湾の北部、新竹県と苗栗県にまたがって暮らす人々です。人口はわずか5000人あまりと多くありませんが、結束が強く、伝統をかたくなに守り続ける人々でもあります。サイシャットの人々は2年に一度、パスタアイという祭典を行っています。これはかつて人々とともに暮らしていた「タアイ」と呼ばれる小人の霊を慰めるものです。祭典は三日三晩続き、厳格な儀式が続きます。このパスタアイは、今年は11月26日から29日の朝まで行われます。場所は新竹県五峯郷大隘村と苗栗県南庄郷向天湖の二箇所です。海抜が高い場所なので、台湾とはいえ、かなりの冷え込みとなります。防寒対策はしっかりとしていく必要があります。
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