
台中の「黒肉麺」を訪ねました。
ここは台中っ子に愛される庶民派グルメスポットで、
40年の歴史を誇ります。
看板は「排骨(骨付き豚肉)」。これをご飯や麵にのせていただきます。
ご飯好きな私は排骨飯をオーダー。
このお店は多忙を理由に取材を受けないことが多いのですが、
運よく、二代目オーナーにお話をうかがえました。
確かに、絶え間なく、お客さんが集まってきます。
地元の人々に愛される人気店ならではの光景です。

ここの排骨は叩いて柔らかくした豚肉をタレにつけてから揚げるのですが、
その際に酢を加えているのがポイントなのだそうです。
これは先代が試行錯誤を重ね、作り出した技で、現在も守られています。
顧客の中には三代にわたって通い続けているファンもいるそうですが、
それも納得できる美味しさでした。
サイドメニューにはふるふるの茶碗蒸しをどうぞ。
ちなみに、店名は父親の肌が黒かったので付けられたニックネームに由来。
看板の味わいのあるイラストと字体も目を引きます。
このイラストは一代目のオーナー夫人が描いたものをベースにしているそうです。
台中に行ったら、ぜひ味わいたい美味しさでした。
★黒肉麺
台中市西區美村路一段462號
04-23725838
※忠信市場や審計368新創聚楽の近く。
★台中市福康路36號(02-2461-5807)にも分店あり