logo
 サイト内検索

検索オプション
 ブログカレンダー
2011年 3月
« 2月   4月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
 ブログ カテゴリ一覧
 メインメニュー
 ブログ 片倉佳史の台湾体験

2011年3月31日(木曜日)

台湾からの義援金は100億円に達する勢いだそうです(交流協会)

3月11日、東日本を襲った大震災。
台湾からは多くのメッセージと義援金が届いています。

交流協会によると、30日現在、その総額はついに100億円に達しそうな勢いになっているそうです。
詳しくは以下のサイトをご覧下さい。
35億1,324万台湾ドル(≒98.8億円)というのはすごい金額です。

http://www.koryu.or.jp/ez3_contents.nsf/b4612d8c467725a049256df90033ff39/6be18444c925ce364925785c00299f24?OpenDocument

台湾の皆さん、本当にありがとうございます。

片倉佳史


2011年3月30日(水曜日)

小さな温かい話し・・・

カテゴリー: - katakura @ 03時42分17秒

先日、友人とちょっとした企画の打ち合わせ。
日本語で話していた我々でしたが、ぽんぽんと肩をたたかれました。
振り向いてみると、女子高生と思われる三人組。
「えっ」と思っていると、写真にあるような紙切れを差し出されました。

思わず「謝謝」としか言えず、わかれてしまいましたが、
いただいたノートの切れ端は、手を合わせ、ぐっと握りしめさせてもらいました。
私の小さな宝物にさせてもらおうと思います。

本当にありがとう・・・それ以外の言葉が見つかりませんでした。
被災地の方々、もろもろたいへんだと思いますが、どうか、がんばってください。


2011年3月29日(火曜日)

『台湾鉄道の旅・完全ガイド』の改訂版、発売

イカロス出版から『台湾鉄道の旅・完全ガイド』の改訂版が発売になりました。
一冊まるごと台湾の鉄道を取り上げたムックで、台湾高鉄から在来線、製糖鉄道、MRTまで盛りだくさんの内容となっています。

本書は2008年に初版が出ましたが、好評だったことを受け、改訂版が出ることになりました。

本書は鉄道ライターの結解喜幸さんをメインに複数の書き手が文章を寄せていますが、
特筆すべきなのは、台湾のカメラマン、鉄道ファンの写真がふんだんに入っていること。
台湾にも多くの鉄道愛好家がいますが、彼らの力量をたっぷりご覧いただければと思います。

今回、私は台湾高速鉄路の歴史や乗車ガイド、台湾のスタンプ、音鉄事情、鉄道趣味の会話などを担当しています。
定価は税込み1800円。イカロス出版のホームページからもご購入いただけます。

https://secure.ikaros.jp/sales/mook-detail2.asp?CD=I-219

ぜひ多くの方に手に取っていただきたい一冊です。どうぞよろしくお願いいたします。

片倉佳史


2011年3月28日(月曜日)

街角の果物屋さんからも・・・

私たちがよく買い物をしている町市場の近くに小さな果物屋があります。
先日、ここを訪れた際、段ボールの端切れに、なにやら文字が書かれていました。

         

よく見ると、「義援金感謝」という意味合いの言葉が書かれています。
店員のお兄さんに聞いてみると、この店では、ある一日の売り上げを全部義援金として日本に送ったのだとか。掲げられていたのはその領収書でした。

      

すでにお金は台湾の仏教団体・慈済を通じて日本に送ってあるのだそうです。
この切れ端にはお客さんに対して「感恩(ありがとう)」とありますが、本来、その言葉を言うべきなのは、我々日本人ですよね・・・


恥ずかしがってなかなか撮らせてくれないお兄さん。マイケルジャクソン似なのですが、ぶれてます・・・


2011年3月27日(日曜日)

故宮展が日本で実現可能に・・・

カテゴリー: - katakura @ 12時59分31秒

故宮文物の日本展覧が実現可能になったそうです。
これは日本側の法整備が整ったことを受けたもの。
昨年、安倍元首相が来台した際、王金平立法院長がこの件に触れていました。

これまでなぜ日本での故宮展が実現しなかったかと言えば、
台湾の故宮文物は「盗品」なので、中国がこちらに返せと言ってくるから。
つまり、日本に文物が渡った時点で差し押さえられ、中国に渡すということをやりかねないと台湾側が危惧していたのです。
言ってみれば、中国の脅しに日本が簡単に屈服するから・・・

本当に恥ずかしいこと。日本の政治家たちのバカさ加減はどうにかならないものかと悲しくなります。

故宮博物院ファンは多いと思うので、気持ちは複雑ですが、
なんだかあまり嬉しくないニュースです。


2011年3月26日(土曜日)

『台湾鉄路:1966-1970』のサイン会

カテゴリー: - katakura @ 04時53分24秒

今日は『台灣鐵路:1966-1970』のサイン会に行ってきました。
戒厳令下の貴重な写真たちが詰まった貴重な一冊です。

http://traintravel.pixnet.net/blog/post/33034829
詳しくはこちらに記述があります

著者のローレンさんや日本語が堪能なチャールズさんとも会話を楽しみました。
定価は950元。台湾関連書籍の専門店、「台湾の店」で購入できます。
多くの方に手に取っていただきたいと思います。

私もテレビの取材を受けてしまい、ちょっぴり恥ずかしかったです・・・


写真はサインをしているローレンさん


2011年3月25日(金曜日)

『台湾鉄道の旅・完全ガイド』(イカロス出版)改訂版

               

イカロス出版から発売される『台湾鉄道の旅・完全ガイド』。
その見本刷りができあがったそうです。
発売は3月29日からとなっていますが、週明けには書店店頭に並ぶそうです。

この本は数名による共同執筆ですが、台湾のカメラマン・鉄道ファンが撮影した写真も豊富に掲載されています。

どうぞご期待ください!


2011年3月24日(木曜日)

『旅の指さし会話帳・台湾』の刷り上がり

        

増刷のご報告です。
おかげさまで、『旅の指さし会話帳・台湾』改訂二版の24刷が刷り上がりました。
どうもありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

より多くの方の旅のパートナーになってくれることを祈っています。

片倉佳史


2011年3月23日(水曜日)

台北の名門高校・建国中学の生徒からのメッセージ

台湾の名門高校・建国中学の学生さんたちが作ってくれた自作のビデオです。
本当に涙が出てきますね。

http://www.youtube.com/watch?v=_X2-0zpGgM4&feature=player_embedded
youtubeより

こういった台湾の方々のこういった気持ち、被災地の方々はもちろん、より多くの日本人に伝わってほしいですね。

この期に及んで何を考えているのか、日本のマスコミは積極的には台湾からの声を取り上げませんが、
ネットを中心に、着実に広まっていくことを願うばかりです。

http://www.facebook.com/profile.php?id=100001580045555
こちらにも、アップしました


2011年3月22日(火曜日)

北海商科大学の皆さん

昨日、札幌の北海商科大学の方々とのお食事会がありました。
台湾事情ほか、旅行者の動向など、スピーチをさせていただきました。

この震災の影響については、やはり日台双方の渡航者数に大きな影を落としそうですね。
あえてこんなときだからこそ、いろいろな仕掛けを試みてほしいと思います。


2011年3月21日(月曜日)

台湾の人々からの義捐金が約41億元に

3月11日に発生した東日本大震災で被災された方々に、改めてお悔やみとお見舞いを申し上げます。
一刻も早い復旧と復興をお祈り致します。

今回の件について、台湾でも連日報道がなされています。
連日特番が組まれており、関心の高さをうかがい知れます。
すでに多くのところで報道されていますが、3月18日に放映された台湾のチャリティー番組で募られた義捐金が21日、約41億円を突破したそうです。わずか4時間の番組放映中に約21億円が集まったそうですが、寄付の申し込みはその後も止まらず、4日間で約41億円を突破したとのことでした。

台湾の皆さんのお心に感謝以外の言葉がありません。
日頃、日本政府や自治体の無礼な振る舞いが横行している中においても、
心と心のやりとりを大切にしてくれる皆さんの気持ちはきっと、今後の新しい日台関係を築いていってくれるものと思います。

片倉佳史


2011年3月20日(日曜日)

成田空港の中国人たち・・・

カテゴリー: - katakura @ 14時33分56秒

大阪発の飛行機の空席がなく、予定通りに成田から台北に戻ります。
昨晩、新幹線で東京駅に着いた時はあまりの暗さに驚きましたが、なんとか自宅まで帰還。
今、成田空港のJALラウンジで出発を待っています。

搭乗予定のキャセイ航空のラウンジは地震の影響で閉鎖されていました。
ただ、空港に関しては節電はほとんど行われていない様子。

それにしても溢れかえった中国人の多いこと、そしてうるさいこと!
CXの地上職員によると、日本在住の中国人たちが「日本は危ない!」といって大挙帰国しているそう。
どちらが危険かという議論は抜きにして、あまり気分のいいものではありません。
ま、本人たちの勝手なのですが・・・


2011年3月14日(月曜日)

震災と津波

カテゴリー: - katakura @ 07時34分06秒

すでに報道されているように、今回の地震では想像を絶する大きな被害が出ています。
被災地の皆さん、月並みな言い方しか出来ませんが、心よりお見舞い申し上げます。

読者の皆さんからも数多くのemailをいただきました。ありがとうございます。
おかげさまで、家族は無事です。数が多いので、お返事がなかなかできませんが、どうかご了承ください。

片倉佳史


2011年3月12日(土曜日)

九州新幹線開業劇と大震災

カテゴリー: - webmaster @ 07時52分49秒

九州新幹線の開業とそれに伴う列車の廃止や鉄道状況を訪れるべく、今、九州に来ています。

昨日11日、宮崎に向かう途中、肥薩線人吉駅で記者の友人から地震の状況を聴き、日豊本線や日南線、指宿枕崎線が運行見合わせ状態になっていることを確認。熊本に引き返しました。昨晩はホテルで情報を集め、twitterやFACEBOOKで状況をお伝えしていました。

九州新幹線全通のイベントはすべて中止になりましたが、12日始発列車より定時運行しています。ただ、状況が状況だけにあまり笑顔は見られません。乗車率も早朝と言うこともありますが、列車によっては空席が見られます。現在、日豊本線、指宿枕崎線ほか、三角線も運行見合わせ中です。九州の西側まで津波警報が出ているという状況に、震災の規模を感じます。

千葉の実家は本棚が倒れて自室のドアが開かず、食器類は全滅状態になりましたが、家族は全員無事。横浜も問題はありませんでした。多くの方から安否をお気遣いいただくemailをいただきました(ありがとうございました)。数が多く、すべての方にお返事ができておりません。もうしわけございませんが、ご了承ください。
東北北海道方面の友人は何人かを除き、無事でしたが、今後も連絡をとっていきたいと思います。


2011年3月9日(水曜日)

撫臺街洋樓、読売新聞の記事

少し前になってしまいますが、読売新聞の記事です。
台北市内にある撫臺街洋樓という歴史建築とその保存に携わる台湾の人々の思いを語らせてもらいました。
台湾の人々が抱く歴史観、そして郷土への思いが伝われば幸いです。


2011年3月8日(火曜日)

伊藤一己さんにお会いしました

今日はNAMAHAGEさんこと、伊藤一己さんにお会いしてきました。
伊藤さんは台湾軽便鉄路というウェブサイトを運営されており、多くの鉄道ファンに影響力を放ってきた先輩です。

ウェブサイトはこちら ↓

http://homepage2.nifty.com/namahage2/
台湾軽便鉄路

また、インドネシアのシュガートレインにも明るく、私もよく拝見しています。

その伊藤さんがこのたび、写真集を出されました。
腕木式信号機を取り上げ、台湾、日本、韓国の迫力あるカットがたっぷりと掲載されています。

本についての詳細は書店店頭に並んでから紹介したいと思います。
台湾の出版社から出た一冊ですが、ウェブサイトでも販売されるそうなので、追って詳細をお知らせします。
なお、この一冊にはDVDが付いており、東アジア鉄道イソウロウ事務所のMINEYUKIさん渾身の作品をたっぷりと楽しめます。
多くの方に手に取っていただきたい一冊ですね!


サインをしていただきました


2011年3月6日(日曜日)

海軍特攻兵器「震洋」の格納壕跡

先日、屏東県の車城郷海口に残る戦跡を調査してきました。
戦時中に設けられた海軍の特攻兵器「震洋」の格納壕の残骸です。
震洋は別名「マルヨンかなもの」とも呼ばれ、私は以前、澎湖でその基地跡を訪ねたことがあります。


高さは1メートルあまり。川に沿っていくつか設けられていたようです

今回は郷公所(役場)の助けもあって、その場所を訪れることができました。
水路のような川に沿って複数の壕が残っていました。渇水期で無ければ探査は難しく、結構難儀しましたが、その様子を見ることができました。

戦跡に関しては文献や資料が残っていないことが多く、情報が少ないこともあり、調査は困難を極めます。
ここについても、記事にできるのは先になりそうです・・・


河口がそのまま出口になっていたそうです


池上一郎博士文庫の劉耀祖代表とお会いする

今日は台湾南部の屏東県、竹田郷にある池上一郎博士文庫の劉耀祖代表とお会いしました。
池上一郎博士文庫は拙著の中でも紹介してきましたが、日本語書籍を集めた小さな図書館です。

詳しくはこちら↓
http://www.naruhodo.com.tw/kanko/index.php?page=2&tcnt=102
『な〜るほどザ台湾』に寄稿した記事
http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=272
2008年の8周年イベントの様子

今日は劉代表の生い立ちや学生時代の話し、そして早稲田大学留学時代のお話しをたっぷりうかがいました。
なかなか貴重な時間でした。
とくに終戦の瞬間、何を考えたか、そして今後、どうなると予想したか、そういったお話しは興味深くうかがいました。

次回は竹田でお会いしようとお約束しつつ、お別れしました。


2011年3月5日(土曜日)

建築士・李重耀さんを訪ねる

再び、台湾建築界の牽引者・李重耀さんをお訪ねしました。
今回は2時間ほどお話しをうかがいました。
前回に引き続き、日本統治時代、そして戦後の建築界についてお話しいただきました。

http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=737
前回の訪問時の様子

今回は台湾総督府の修復、そして長谷川清総督の思いでなどをうかがいましたが、
とりわけ興味深かったのは、桃園神社修復に際しての外省人官吏とのやりとりでした。
保存を訴えすぎると反政府主義者と思われかねないという時代、李さんはあらゆる事態を想定して振る舞ったそうです。

現在の台湾に暮らしているとなかなか見えてこない部分ですが、
つい20年、30年前に繰り広げられていた台湾の真実です。考えさせられました。


ご著作をいただきました。貴重な資料が満載の一冊です


2011年3月4日(金曜日)

鳳山神社の狛犬

        

2010年12月25日に高雄市と合併した高雄県。
その県庁所在地・鳳山。現在は高雄市鳳山区となっています。

ここにも日本統治時代、神社が設けられていました。
神社そのものは残っていませんが、狛犬が城隍廟に移されて残っています。
私はここを訪れる際、夜間を狙って撮影します。なんだか独特な雰囲気になります。
鳳山駅から駅前通りをあるいて5分ほどなので、気軽に訪ねられます。
ちょっとした路地の中にあります。


2011年3月3日(木曜日)

メルカトル図法を編み出したあの人物

カテゴリー: - katakura @ 03時10分36秒

南天書局の魏徳文社長は古地図や古写真のコレクターでもあります。
今日は400年ほど前の古い地図を見せてくれました。
その時、挿絵にメルカトルの肖像がありました。これがあのメルカトル図法を編み出したお方とは!

オランダ語で書いてあったので、当初、メルカトルとはわかりませんでした(笑)


2011年3月2日(水曜日)

3人の日本人を祀る廟・霊聖堂

台湾南部の屏東県、黒マグロで知られる東港という街にこの廟はありました。
市街地からは少し離れていますが、決してへんぴなところではありません。
ここに、二人の軍人と一人の女医を祀る小さな祠がありました。


中央に地蔵王菩薩、右手に山下大使、左手に三船将軍、そして山下久美という女性の神体があります

ここを案内してくれたのは屏東在住の葉慶元さん。
以前、ここを訪れたことがあり、連れてきてくれました(謝謝!)

ここにはかつて火葬場があり、今も祠の後方に煉瓦作りの窯と霊骨箱が残っています。
近くに住宅が建てられた際、夜ごとに行軍の足音がするということで、この廟が建てられたのだそうです。

なんと言っても驚かされるのは、女医だったという山下久美のご神体が日本人形であったことです。
この人物は山下大使の娘で三船将軍の婚約者だったそうです。

2005年に自由時報がこの廟について紹介しています。
詳細は引き続き、調査していきたいと思います。興味の尽きない信仰の現場です。


2011年3月1日(火曜日)

増刷報告『台湾に生きている日本』(祥伝社)

       

増刷のご報告です。
祥伝社から出ている『台湾に生きている日本』の増刷が決まりました。
今回は3000部の増刷です。

刊行から3年、5回目の増刷を迎えることができました。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!

片倉佳史


62 queries. 0.141 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress

 アクセスカウンタ
今日 : 9898
昨日 : 314314314
総計 : 4184478418447841844784184478418447841844784184478

Copyright © 2000-2011 片倉 佳史 KATAKURA Yoshifumi All Rights Reserved.台湾特捜百貨店